①パッティング
ジャパン・オープン1ヶ月前の南相馬OPの時、パットの調子は最悪だった。ほとんどイップスとも言える状況で特にショートパットが入らず途方にくれてしまった。どうしようもなくなり、試合途中でスタイルを変えることになってしまった。それまでは体重移動を重視していたが、以前トライしたことのあるケン・クライモスタイル(体重移動が少なく、肘の動きが少なく、肩の筋肉で投げる)に挑戦することにした。それしか思いつかなかったのである。結果ショートパットは少し良くなった。さらにその後モンゴル・清里の2大会の中で精度を上げることが出来た。特にショートパット(7mまで)は良くなった。右足に体重を乗せ、前のめりになり出来るだけ頭を前に出す。そして体重移動をせず、肘を使わず、肩の筋肉で投げるようにするのである。イメージとしてはディスクをゴールのお皿に落とし込むように投げる。

なんとかジャパン・オープンに間に合わせた、という感じであったが、結果的にはかなりよい結果となった。7m以内のパットは確か全て入ったと思う。緊張はかなりしていたので精神的に良くなったわけでは無いが、メカニズムとして緊張していてもブレが少ない動きになったように思う。
ただし、ロングパトはあまり精度が良くなかった。入ったのもあったが、かなり精度が悪かったように思う。体重移動無しで精度良く届くのは7mまでである。今後それ以上の距離を精度良くパットするメカニズムを確立するのが課題である。

②アプローチ
短いアプローチ(50mまで)はディスクを変えたのが良かった。清里までは2年前のJOエビアパター(硬め)を使っていたが、かなり傷ついてアンダーになってしまって大失敗をしてしまった。そこで、思い切ってワールドビッゲストの新品ディスク(エビアパター硬め)に変えることにした。新品はかなりオーバーで投げるのが楽になった。オープンでも基本はほんの少しのハイザーストレートで、良いラインを出せるようになった。結果、アプローチはほとんどミスが出なかった。

長いアプローチについては以前と同じように、ロックで無理があると思った場合は、KCプロガゼルに切り替えたのが良かった。これは非常に良いディスクである。皆にお勧めしているがあまり使っている人がいないようである。どうも尖っているディスクにしては距離が出ないのが感覚的に良くないらしい。私の場合は逆の考え方である。感覚的には尖っている「ロック」という感じである。ディスクが薄いので握りやすく投げやすい。軽く投げても遠くへアプローチすることができる。風にも強く、曲がりも非常に少ない。私はこのディスクのおかげでずいぶん助かったと思う。

③ロングショット
ロングショットはメインディスクを何にするのかが問題であった。最近メインにしていたスターティーバードが重量オーバーだったので、以前多用していたビーストに戻すことにした。結果的にはこれが大成功であった。ビーストは個体差が大きい。色にもあまり関係なく、個々に投げてみないとわらない状態である。そこで10枚ぐらいの中から実際に投げてみて、オーバー・ストレート・アンダーの3種類の曲がり方のディスクを揃えて、風やアップダウン、OBの状況に合わせて投げ分けた。特にオーバーなビーストでの「S」字ショットは素晴らしかった。左右の巾が狭い範囲で飛距離を稼げることができた。このショットにずいぶん助けられたように思う。

アンハイショットにはオークを採用した。フラットなコースでのアンハイザーはスターバルキリーを投げていたのだが、アップダウンがあるとどうもミスが多い、右に曲げたいのに、左に寄れてしまうのである。前回もこのミスでずいぶんスコアが悪くなった。そこで、同じミスをするならば、曲がりすぎの方が距離が遠くならないと思いオークを選択することにした。これも正解であった。アンハイショットでミスもいくつか出たが、OBにはならなかったし遠ざかる方向ではなかったので被害は少なかったように思う。
流行のレイスも頭にあったが、成功すると凄いがミスをすると本当に痛いことになってしまうので、我慢して投げるのを止めた。この判断は正しかったと思う。レイスは非常に難しいディスクである。
(ホール別分析編に続く)