関東OPはプレーオフで負けてしまった。とても惜しかったと思う。しかし、実はそれ程悔しくはない。大満足である。なぜなら、プレーオフになったのはほとんどタナボタ状態であり、また、プレーオフも含み全体的に良いプレーが出来たからである。プレーオフもプレッシャーで負けたのではない。最後のパットが外れたのは今の私に入れる実力が身についていなかっただけである。また、この大会ではあらたな発見も多く有意義な点がとても多かった。

今回私が良いプレーが出来た理由は以下である。
*パットの調子が良かった。バックスイングを小さくする対策が当たった。
*他のトッププレーヤーの調子が悪かった。特にパットが不調のプレーヤーが多かったし、飛ぶ人には欲求不満がたまるコースで調子が出ない人もいたのではないかと思う。
*我慢強かった。私は自分をメンタル的にそれ程強いプレーヤーだとは思っていないが、数少ないメンタルの利点として、決してあきらめない、ラウンド中でも必死に改善策を考えて実行する、という特徴がある。それが今回特に上手く行った。第3ラウンドの開始間もなく、思い出し実施した過去の対策が非常に効果的で以後良いプレーをすることが出来た。
*ローラーを多用して上手くいった。私はローラーは得意な方である。
*夏バテ等で体調もあまり良くなく、練習もあまり出来ていない状況であったので、事前に全く期待をしていなかったのが逆に精神的には良かった。ちなみに私は昨年の関東OP以来、大会当日の朝まで一度も大会会場の公園には行ったことが無かった。当日の朝早く行って初めて練習をしたが、全ホールを回ることは出来なかった。試合中各ホールを見るのはとても新鮮な気分であった。

第1ラウンドはほとんどノープレッシャーで伸び伸びとプレーすることができ、ベストスコアでプレーすることができた。正直にいうとかなり「出来過ぎ」な感もあったが、こういうことは時々起きるのである。ただし、パットのバックスイングを少なくしたことによりその精度が上がったことは安定して良かった。この点は大会を通してずっと良かったので発見である。

第2ラウンドはスコア順のパーティーとなり、実力が上のトッププレーヤーと一緒にプレーしたので、プレッシャーを感じて崩れてしまった。ここはメンタルの弱いところが顕著に出てしまった。
そして重要な第3ラウンド、ここが今回の勝負の分かれ目であった。第2ラウンドで崩れたが、第1ラウンドの貯金があり4位で1stパーティーに残ったため、再び実力が上のトッププレーヤーと一緒にプレーすることとなった。早くも2ndホールからプレッシャーがかかり始め、スローがブレ始めた。そこで4番ホールのティーショットで待ちの時間がたっぷりあったため、必死に対策を考えた。プレッシャーによるブレを少なくするにはどうしたら良いか??そこで思い出したのは1月の神奈川オープンで上手く行った助走とバックスイングの方法をやってみることである。これは助走とバックスイングをコンパクトにして余計なことを考える時間を少なくして精度を上げる、ということである。これを思い出すために何回も助走と素振りをしてみた。そしてこれが見事に当たった。これ以後スローの精度が大幅に良くなった。この対策の良いところはメンタルの問題を技術で改善できたところにある。大きな収穫であった。

また、第3ラウンドまでは戦略的な問題もいくつかあったのでそれを肝に銘じて準決勝・決勝に臨んだ。ここでポイントとなるのは、大会中いつでも、たとえラウンド中でも、一生懸命に少しでも良いプレーを出来る方法を多方面にわたって必死に考えてすぐに実践してみる、ということである。これは良くも悪くも私の性格によるところが大きい。諦めて悪いプレーをし続けることはしたくないのである。
そして、準決勝・決勝を通しては競い合っている相手のスコアを気にしてプレッシャーを感じながらも、第1ラウンドと全く同じ良いスコアでプレーすることができた。これは大きな収穫であった。

パットは今回はとても良かった。ただし、まだ理想には程遠い。練習では出来ているが、パットの時に試合中には緊張でディスクを直線的に動かすことを意識することがまだ出来ていない。また、試合での距離感の精度がまだ良くない。これらは今後何とかして改善する必要がある。とても難しいことなのだが対策を考えなければならない。
今回の経験・収穫を生かして今後に続けていきたいと思う。続かないと意味・価値は無い。