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Posted by: kawasaki
2009/02/15 16:07
先日台湾において実施されたアジアオープン2009の中で、2日目のお昼休みに正式なプログラムとして世界チャンピオン=デビッド・フェルドバーグの「パッティング講習会」が実施され、彼のパッティング理論が公開されました。その内容を以下にご紹介します。

①グリップ=小指だけをリムに添えて薬指は握りこんでいない。人差し指は第一関節がリムにかかる感じの自然な握り。

②構え=右足のつま先と左足のかかとをプレーライン(ゴールのセンターとマーカーの中心を結ぶ線)上に置く。右足のかかとはプレーラインの右側にあり。左足のつま先はプレーラインの左側にある。

③体重移動=右足のひざは延ばしたまま、左足を曲げて後ろへ一旦戻り、左足で地面を蹴って前へ体重を移動する。後ろへのステップはしないが、左足で蹴った後は左足は宙に浮いてもOK。

④パットの投げ方は2種類=プッシュ(回転を付けずにディスクを押し出す)とスピン(回転重視)の2種類 基本は10m以内はプッシュ、10m以上はスピン。後は風の状態をみて随時切り替える。

⑤ディスクの傾き=左右方向はフラット。前後方向はノーズ(ディスクの前の縁)を少しだけ上げる。ただし、上げ過ぎないこと。

⑥グリップの注意事項=ディスクと手の平の間に空間を空けないこと。ここにスペースを空けるとリリース時にブレが大きくなる。

⑦肘と手首の使い方=肘(ひじ)は伸ばしたまま、曲げ伸ばししない。手首も使わない(角度を変えない)。リリースの瞬間は握っていた手を開いて、指をゴールの方へ伸ばすだけ。手首も指もゴールの方向より開かない(右へ行かない)こと。

⑧スイングのメカニズム=バックスイングのトップでディスクは右膝の前へ。肩と右膝のラインに沿って、下から腕全体を真っ直ぐあげて行って、プッシュ(押す)する。ディスクは下から上への移動だけ。したがって左右にはブレることはない。目標はゴールの籠の上エッジと鎖の上の付け根の間。その間へプッシュする。上下方向の目標だけを意識する。

⑨リズム=リズムは1-2-3(約2秒間隔)と数える。1と2で素振りをする。左手で右肩を抑えながら。3でリリース。

⑩利き眼=眼には手と同じように左右どちらかの効き眼がある。右目が利き眼の人は狙いより右にディスクが飛ぶ。左は逆。フェルドバーグは右目が利き眼なので、近い距離はゴールのポールの左縁を狙って投げる。少し距離が離れたらさらに少し外側の鎖の部分をねらって投げる。そうするとディスクはセンターに飛ぶ。
(利き眼の判定方法=約2m離れた人の顔を両目で見る。自分の両手を前に伸ばして、両親指と両人差し指で小さな三角形を作り、その間から両目で相手の目を見る。すると、相手からはその3角形の中に、自分の左右どちらかの目が見える。その見えた方が利き眼である)

⑪筋肉に感覚を記憶させる練習=約1秒間隔で次から次へパッティングする。距離は約5m。100投行う。20投ならばもうすこしゆっくりでOK。

⑫意識せずにプッシュパットの自然なスピン(回転)を感じる方法=2投続けてパットする。約5m。2秒間隔一投目はスピンパット(回転多めで浮かせる感じのパット)。2頭目はプッシュパット。その時に無意識に2投目で出来ているプッシュパットで自然なプッシュパットの回転と感覚を感じることが出来る。

⑬試合開始前のコースでのパット練習方法=無意識に次から次へ続けて投げない。試合の場面を意識しながら、プレーライン上マーカーの約3m後方に止まってゴールをみる。真っ直ぐ歩いて前へ進みマーカーの位置で構える。前述のリズム1-2-3でパットする。これを持っているディスクの数(2-3枚)だけ繰り返す。

⑭腕を動かすイメージ=ブラシでゴールのポールを撫でる(擦る)。構えたディスクの先にブラシがついていて、それを腕を振ることで、ゴールのポールを下から上へ撫でる(擦る)イメージ。(これについては全く同じ事が、ケン・クライモのホームページのパッティング理論のページにも書いてあります)

以上。

Posted by: kawasaki
2008/10/08 10:23
ディスクを遠くへ飛ばすにはどうしたら良いか?
以前別項で説明した、足の運び・腹筋・腕の振りの3段ロケットの話は主にパワーの伝達の面から見たメカニズムの話である(詳細はその別項を参照されたし)。
今回は「タメ」について説明したい。
ディスクを遠くへ飛ばすにはタメが必要である。タメとは簡単に言うと「パワーを蓄える」ということである。パワーを出来るだけ沢山蓄えて、それを一気に爆発させることが遠くへ飛ばすコツである。そのために必要なことは以下である。①バックスイングで出来るだけ体から遠いところへディスクを持って行く。②そのバックスイングのトップ(ディスクが最も遠くにある時)で出来るだけ力を抜くこと。③体を回転させてそれに引っ張られるように一気にディスクを胸(みぞおち)の前に巻き込みパワーをためて、それをリリースの瞬間に爆発させる、ということである。
それぞれの利点は以下である。①バックスイングのトップでディスクを体から遠くへ持って行くと、パワーをためる時間が長くなる。②バックスイングのトップで力が入っていると逆にピークのパワーの大きさが小さくなる。力が抜けている方がピークのパワーは大きい。③ディスクには回転が必要であり、かつディスクが進行方向へ真っ直ぐ進むには胸(みぞおち)の前に肘と手首を曲げて巻き込むことが重要。

例えば野球でボールを投げる時のことを考えてみて欲しい。バックスイングのトップで全く力が入っていないのは明らかであろう。また、体が先に回転して肘が前に出てパワーがたまり、その後一気に腕を振り切ってパワーを爆発させている。

ただし、ディスクを投げる時(バックハンド)の体の動きで難しい点がある。まず、バックスイングのために体を一旦逆に後ろ側へ回転させることが必要であり、かつディスクも一旦後ろへ動かす必要がある、そしてそれを止めた後に今度は前方へ動かす必要がある。この逆方向への動きの切り替えが必要なのでメカニズムが複雑になり、かつ、その動き・姿勢を安定して保つためには足腰や上体の強い筋力が必要となる。

ディスタンス競技ののターンスローがなぜ遠くへ飛ばすことが出来るのか??これはこの体・ディスクの逆の動きが全くないからである。ディスクも体も1方向(投げる方向)へ動くだけで、逆方向へ動くことはない。まず、腕(ディスク)が先に回転し後ろで止める、次に体が回転してディスクを追い越しパワーをためる。そして最後に止まっていたディスクが動き出し一気にパワーを爆発させる、ということである。つまり、動きに全く無駄がなく、大きくタメることができパワーを出しやすいのである。

バックスイングのトップをどこへ持って行くのが良いか?これはは非常に重要な要素である。ベストは真っ直ぐ後ろへ引き、そこから真っ直ぐディスクが動くことである。典型的な良い例は梶山学選手である。彼ほど無駄な動きが無い選手は珍しい。ディスクが真っ直ぐ動くのでリリース時のブレが少ないのである。ただし、このバックスイングのトップの位置は実はパワーが入りにくい位置である。まっすぐ後ろへディスクを引くのはその姿勢を保つのに強い筋力が必要であり、またディスクが体からあまり遠い位置にいかないのでパワーが入りにくいのである。
トップ選手でも、ディスクを真っ直ぐ後ろに引いていない選手は多い。これはビデオでバックスイングのトップのディスクの位置を見るとよくわかる。
例えば、スティーブ・リコ選手は珍しく、バックスイングのトップでディスクがかなり低い位置にある。そこからディスクを上に引っ張り上げて巻き込んでいる。ただし、そのスピードたるや恐ろしい程早い。
また、バリー・シュルツ選手も珍しく、バックスイングのトップでディスクを体の正面方向の遠い位置へ持っていって行き、そこから巻き込んでいる。これはかなり難しいフォームだと思うのだが、右足の膝を伸ばして大きくステップさせてかなり無駄の少ないフォームになっている。
グランドマスター世界チャンピオンのデビッド・グリーンウェル選手は逆にバックスイングのトップでもかなり腕を巻き込み体も回転させている。これはディスクが円運動をしているように見えるのだが、それでも結果はというと非常に精度よく遠くまで投げているのである。
これらのトップ選手はディスクを真っ直ぐ後ろへ引かなくても、遠くへ投げられる個性豊かなフォームを採用しているが、豊富な練習量と強い精神力で精度を上げているということを忘れてはならない。
通常はパワーと精度のバランス良く考えて自分に最適なフォームを見つけ磨いていくことが必要である。いくらパワーが大きくても、いつまでも精度が上がらないフォームならばそれは止めた方が良い。

また、トップ選手全てに共通していることがある、これもビデオをスローで見ると良くわかる。バックスイングがどの位置にあっても、必ずそこから肘と手首を巻き込んで胸(みぞおち)の前にディスクを巻き込んでいるということ、そしてその時体の回転軸が安定してブレていない、ということである。
タメについて是非考えてみて欲しい。
Posted by: kawasaki
2008/10/08 10:19
ディスクゴルフは確率のスポーツ

ディスクゴルフは確率のスポーツである。常に確率=可能性を考えながらプレーする必要がある。自分の技量や遠投力やディスクの性能のバランスを考え、今、どういう攻め方をすればトータルとして上手くプレーできるかを考えながらプレーする必要がある。通常は大体70~80パーセント以上成功するスローを選択するべきである。つまり、10回投げたら8回以上上手くいく投げ方・ディスクを選択するべきである。10回の内7回の成功はボーダーライン、それでもあまり良い確率とはいえない。6回以下は本番ではうまくいかないことが多いと思っていた方が良い。この確率を上げていく、ということがディスクゴルフが上手くなっていく、ということである(何をやっても確率が70%を上回れないのはよろしくない。基本的な技術が出来ていない、ということである)。
特に試合序盤は確率の高いプレーを選んで続けるべきである。序盤に冒険(確率の低いプレー)をして失敗すると、以後波に乗れずスコアが伸びずに最後まで良いプレーができないことが多い。しかし、確実なプレーをして我慢を続けていけば、そのうち上手く行く時がやってくる。これも確率である。我慢をしてたまに上手くいくプレーが出ていき、それが積み重なれば、トータルとして良いスコアになるのである。
例えば練習で2回に1回上手くいったショットにおいて上手くいった時のイメージだけを持って、本番でプレーすると上手くいかないことが多い。本番は練習よりも確率が下がるのが普通である。したがって、練習では最も確率の高いスローを見つけることが目的となる。
ただし、そのホールでどの投げ方・ラインを選んでも確率が低い時はその中から最も高い確率のスローを選んでプレーするべきである。
具体例を以下に紹介する。
①狭いハイザーと広いアンハイザーライン
一般的・平均的レベルにおいてはアンハイザースローよりもハイザースローの方が成功する確率が高いが、例えばプレーしようとしているホールにおいて、ハイザーのラインが障害物で隙間が狭くなっていて確率が低く、逆にアンハイザーのラインがオープンで確率が高そうな場合、自分の技術レベルとラインの難しさからそれぞれの確率を想定するべきである。それぞれのラインで10回投げたら何回成功するのかを比較してどちらを選択するかを決定する、ということである。OBがあればその確率も考慮に入れるのはもちろんである。

②パー4の1・2投目の選択
パー4-の難しいコースにおいて、1投目で勝負するのか、2投目で勝負するのか、についてである。多くの場合は1投目で出来るだけ遠くへ投げて、2投目を簡単にプレーしたくなるが、これも確率をよく考えるべきである。この場合は1投目の確率と2投目の確率の掛け算でトータルの確率を計算する。例えば、1投目で確率50%のスローをして、2投目に80%のスローをしようとする場合、トータルの確率は40%となる。しかし、1投目に80%のスローをして、2投目に60%のプレーをすればトータルの確率は48%となり前者より確率は高くなるのである。このような確率を推測してスローの方法を選ぶべきである。

③ショートパット
ディスクゴルフの経験が浅いプレーヤーがパッティングにおいて、ディスクがゴールを行き過ぎて3パットになってしまうのを恐れて、フワッとした必ずゴールの近くに落ちるパットを採用している場合がある。ところが、そのフワッとしたパットはごく近い距離は入るのだが、ある距離を超えるとサッパリ入らないことが多い。それを改善するためにライナー性のパットに変えてみるのだが、3パットをしてメゲてしまい元に戻る。このような経験をした人は多いと思う。
この場合は頑張ってライナー性のパットを続けるべきである。これも確率である。確かに短い距離において3パットが出るかもしれないが、少し長い距離が入る確率は必ず上がるはずである。もし、短い距離で1回3パットをしても、少し長い距離が2回入れば、その方がトータルのスコアは良くなるのである。私の経験でもライナー性のパットにした時、短いパットが外れる時もあったが、少し長めのパットが入る確率が上がり、トータルとしてはスコアが良くなったのである。それを続けていると少し長い距離のパットが入るようになり、短いパットが外れないようになって来る。(ちなみにここでいう短いパットとは5mぐらいまで、少し長いパットとは5~10mぐらいのことを言う。10m以上のパットは別の考え方になってくる。)  パットについてはフワッとしたパットとライナー性のパットを必ず両方経験してみるべきである。その上で最終的に自分にはどちらが向いているかを判断して決めるのが良い。

また、確率を考える時に、どういうミスをする可能性があるか、について想定するべきである。このディスクでこういうスローをすると、こういうミスをする、こういう方向へミスをする確率が高い、逆にこういう方向へミスをする確率は非常に低い、こういうミスをするとこのホールでは痛手が大きい、という感じである。それを踏まえて、たとえば、ある方向にOBラインがある場合、ミスの幅の最大限界ラインをそのOBラインに合わせてスローをすることをお勧めしたい。そうすれば、ゴールに寄る確率は下がってもOBになる確率は限りなく低くなるのである。この場合、狙いのラインのセンターはゴールからずれるかもしれないが、パーは確実、良いパットが入ればバーディーもとれる可能性があり、ゴールの方へ少しミスをした場合、ラッキーなバーディーが出る可能性もある。トータルとして良いスコアが出る確率が高くなるのである。
このようなプレーを続けていれば、大叩きをすることはなく、ある確率でバーディーが来て少しづつスコアが良くなっていく、ということである。
「冒険」は明らかに自分が「ゾーン」に入っていて失敗しないと思った時、自分に何かが舞い降りた!と思った時、ここが勝負の大一番!と思った時、ぐらいだけにした方が良い。
ディスクゴルフは確率のスポーツである。
Posted by: kawasaki
2008/02/05 21:13
以前記した「回転力と初速のバランス」の項を定量的にわかりやすく説明したいと思う。さらにその前に記した「アンダーディスクの投げ方」「向かい風の投げ方」の説明の補足ともなる内容としたいと思う。
下記のグラフを見て欲しい。横軸に初速、縦軸を回転力としたグラフである。点AとCを通る直線が無風時にビーストがストレートに飛ぶ時の初速と回転力のバランスを表した直線である。つまり、初速と回転力のバランスが取れていればディスクはストレートに飛ぶことを表している。



具体的には初速が「S1」の時に回転力が「R1」ならばディスクはディスクはストレートに飛び(点A)、また初速が「S2」の時に回転力が「R2」ならばディスクはストレートに飛ぶ(点C)。
そして、初速と回転力のバランスが崩れた場合、その値で表される点がこの直線より下にある場合、ディスクはアンダー(右バックハンドスローの場合は右曲がり)に飛行する。その点がこの直線より上にある場合はディスクはオーバー(左曲がり)に飛行する。
たとえば、初速=S1、回転力=R1でストレートに飛ぶ状況(点A)から、回転力は変わらず(R1)、初速が速くなれば(S2)、ディスクはアンダーに飛行するようになる(点Bへ)。逆に初速は変わらず(S1)、回転力が増えれば(R2)、ディスクはオーバーに飛行するようになる(点Dへ)ということである。

さらに異なる視点で見てみる。たとえばビーストを投げるとどうしてもアンダーに飛んでしまう時=Bの状態になっていたとすると、これをストレートに飛ばすためにどうしたら良いかというと、それには2つの手段がある、一つは回転力を上げる(R1→R2、点Cへ)方法である、もう一つの手段は初速を落とす(S2→S1、点Aへ)方法である。
そして風が吹くとこのストレートに飛行する直線の傾きがかわるのである。追い風では直線は下方へ移動し、向かい風になると直線は上方へ移動する。つまり、初速と回転力の値のバランスが変わるということである。
多くの人にとって厄介なのは向かい風の場合であろう。無風ならばストレートに飛んでいた(初速=S2、回転力=R2、点C)のに、向かい風になると一転アンダーに飛行するようになってしまう(点Cは向かい風ラインの下側に位置するため)。それをストレートに飛ばそうとするにはどうしたら良いか?もし、回転力は同じで初速を早くしても、さらに曲がりがひどくなる一方である。つまり点Cは右に移動するだけで、向かい風のストレートラインから遠ざかる一方だということである。

それではどうしたら良いか?それにはやはり2つの手段がある。一つは回転力を増やし(R2→R3)、初速とのバランスをとることである(点C→点E)。しかし、回転力を増やすのは容易なことではない。もう一つの手段の方がはるかに簡単である。回転力は変えずに、初速を落として(S2→S1)、バランスをとるということである(点C→点D)。向かい風で上手く投げるコツは初速を落とす、ということなのである。

いかがであろうか。向かい風でうまく投げられないという人はその状態がこのグラフ上でどの状態にあるかということをよく考えてみてもらいたい。それがわかれば改善方法も見つけやすいと思う。
また、ディスクの種類により、この直線の傾きが変わってくるのも当然のことである。
このグラフの考え方を参考にして是非向かい風の練習をして欲しいと思う。

Posted by: kawasaki
2007/04/17 00:00
スポーツには持久力系のスポーツと瞬発力系のスポーツがあるのは良く知られている。陸上で言えば短距離と長距離の違いである。球技で言えば野球は瞬発力系だと思うし、サッカーはどちらかというと持久力系である。人間の体の筋肉には持久力系の筋肉と瞬発力系の筋肉があり、先天的にその割合が決まっており、人によってその割合に違いがあることが知られている。つまり、瞬発力系の筋肉の割合が多い人は瞬発力系のスポーツに向いているということになり、持久力系の筋肉の割合がが多い人は持久力系のスポーツに向いているということになるのである。
ところが、スポーツの種類として、別の見方により分類が出来るということに最近気づいた。それは自動的なスポーツと他動的なスポーツの違いである(ただし、この呼び方は私が勝手に付けた名前である)。
自動的なスポーツとは自らが自ら決めたタイミングで体を動かし、他の動く物(例えばボール)に体の動きを影響されないスポーツである。例えば、陸上、体操、水泳、スキー等である。球技系でいうとゴルフ、ボーリング 等である。
他動的なスポーツとは他の動く物(ボール等)に影響されてタイミングも動き方も合わせていく類のスポーツである。野球、サッカー、テニス 等である。
どうも人間の特性として、これら自動的なスポーツに向いている人と、他動的なスポーツに向いている人に分かれているように思う。
多くの場合、他動的な球技が上手いと「運動神経が良い」と言われ、下手だと「運動神経が鈍い」と言われがちであるが、実はそうとは限らない。他動的なスポーツが非常に不得意なのに、自動的なスポーツが非常に得意な人がいるということである。例えば、野球は下手なのにゴルフが非常に上手な人がいるということである。その逆パターンも見られる。面白いものである。
前述の持久力系・瞬発力系と自動的・他動的を組み合わせると、スポーツは大体4種類に分類できるように思う。自分が体質・運動神経系としてどの分類に向いているかを理解して、スポーツを選べばよりそのスポーツが楽しめると思う。
さて、それではディスクの競技で考えてみると、例えばDDCは他動的・瞬発力系の競技である。ディスクゴルフは自動的・瞬発力系の競技である。
最近のディスクゴルフのトッププレーヤーでも、他動的な競技では動きが硬いのに、自動的なディスクゴルフでは非常に良い動きをする素晴らしいプレーヤーがいることに気づいた。不思議なものである。
こういう人は地道にそして時間はかかるが着実に上達しているように見える。逆に他動的な競技は非常に上手いのにディスクゴルフでは苦労している人もいる。こういう人は器用貧乏ですぐに上手くなるがスランプにも陥りやすい状況になっているように見える。やはり不思議なものである。
自分の特性をよく理解して望めばより上達が早いと思う。











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